タレントのセルフマネジメントを考えてみる

事務所にいても仕事がなかったり、マネージャーさんが忙しくて相談に乗ってもらえなかったり、そもそも事務所に所属していなかったりするアーティストやタレントがまずすべきこと、それが「セルフマネジメント」だと僕は思っています。 ちゃんと考えたことがなかったり、やり方がもし分からないでいるなら、ちょっとだけ参考になるかもしれません。

4-5. セルフマネジメントに取り組むあなたの原点は何か

もし、あなたがそこそこ熱心に話を聞いてくれるマネージャーを持っているなら、

時間を取り、魅せ方についての相談をしてください。

こういう理由で水着にはなりませんとか、

そういった意見は大切です。

ただ単に恥ずかしいとかではなく、

清楚系で行きたいので水着NGにしたいのですがどうでしょう?とか聞いてみると、

いや清楚系だけどセクシーな一面もあるっていう風にして行こうとか、

あなたは清楚系よりグラビア系の方が客観的に合ってると思うとか、そんなアドバイスが出たりします。

あなたは譲れないところはしっかり議論し、意見を素直に受け入れるならまた商品スペックを更新していく。

なんだか色々アドバイスなんかを聞いて、

低迷してしまう時があるかもしれません。

大切なことは、

事務所のいいなりになることでもなく、

あなたの我を通すことでもありません。

あなたの顧客が求めているものをあなたが提供できるということと、

それにより、あなたの顧客が本当に満足するということです。

あなたが考え、立ち返る原点は常にここです。

セルフマネジメントは

考えれば考えるほど、

とても奥の深いものだと感じます。

そしてすべてのマネジメントがそうであるように、

顧客が必要とし、満足するものを考えるには、マーケティングも必要になってきます。

マーケティングについての話題はまた、

別の記事で書こうと思います。