タレントのセルフマネジメントを考えてみる

事務所にいても仕事がなかったり、マネージャーさんが忙しくて相談に乗ってもらえなかったり、そもそも事務所に所属していなかったりするアーティストやタレントがまずすべきこと、それが「セルフマネジメント」だと僕は思っています。 ちゃんと考えたことがなかったり、やり方がもし分からないでいるなら、ちょっとだけ参考になるかもしれません。

0-2.夢を追う、あなたの責任の所在地

芸能の仕事にフォーカスしていますが、

もしかしたら自分自身を売り込むということはどんな仕事にも共通しているのかなと思ったりします。



芸能界はフワフワした職業ではありません。
運任せの博打でもありません。
自分自身を商品として扱う、
究極の仕事だと思うのです。
あなたが夢を見るのではなく、
夢を見せてあげるのです。


どうやって?


あなたが誰かの憧れになり、
誰かの悩みに立ち向かい、
誰かの希望を実現させ、
誰かの理想の生き方を勝ち取るのです。


それはドラマの主演になってからでないと
できないことだと思いますか?

いいえ、
今のままのあなたで出来ます。
本当にあなたがこの仕事を愛していて、
あなたが自分の商品性を把握し、
正しく自分自身をマネジメントし、
見栄ではなくあなた自身のために
この仕事をしたいのだと思えるなら、
あなたの姿はひとつのサクセスストーリーになっています。



「後悔なくやりたいことをやり、
悩みにも立ち向かって、
充実した生活を送っている」


そのメッセージをあなたから受け取った誰かは思います。


「あなたを応援したい」



そしてあなたはファン=顧客を抱える、
責任あるタレント、俳優、モデルになったのです。