タレントのセルフマネジメントを考えてみる

事務所にいても仕事がなかったり、マネージャーさんが忙しくて相談に乗ってもらえなかったり、そもそも事務所に所属していなかったりするアーティストやタレントがまずすべきこと、それが「セルフマネジメント」だと僕は思っています。 ちゃんと考えたことがなかったり、やり方がもし分からないでいるなら、ちょっとだけ参考になるかもしれません。

2-3. あなたの強みはあなたについて語る③


さて、あなたがもうすでに少なからずタレントの仕事をしているなら、
その記事の合間にあなたの舞台の告知や
撮影でのオフショットや呟きを公開可能な範囲で混ぜていきます。

仕事がない時も、仕事がなくて暇を持て余したり、アルバイトに勤しんでいるように
あなたのファンに悟られてはいけません。


レッスンに通ったこと、
映画で勉強していること、
ジムでトレーニングしていること、
オーディションで失敗したけれどまた応募したこと…。
とにかくあなたは24時間365日、
仕事のことを考えて生きているように思わせることが必要です。


これは、
あなたがタレントで、自分が商品であるからこそ与えられる課題であり、責任で、マナーです。


あなたが自分のライフスタイルやあなたの作品によって夢を売る仕事でなければ、
こんなブランディングは必要ありません。
あなたはあなたを応援し、支え、
あなたから元気をもらいたいと思っているあなたのファンと顧客に応える責任があります。


あなたのファンは、あなたを応援したいのです。

自分がいいなと思っているタレントの卵が、
キラキラと日々を過ごして楽しく仕事や勉強している姿を見たいのです。
目的なくネガティブな気持ちだけで「仕事がなくて最近バイトばっかり」とか、「もうムリ…。苦しい」なんてタイムラインに流すべきではありません。

慰めて欲しいなら、あなたの恋人かプライベートなメールで友達につぶやくべきで、
あなたは優しいあなたの顧客の気持ちを無駄にブルーにさせたりしてはいけません。



次回に続きます。